2015年04月29日
タイヤ 手組みのコツ?
さて、ホイールの修理も終え、5月を目前にしたこの時期にノーマルタイヤへの交換(汗
タイヤは ミシュラン PRIMACY 3
サイズは215/55 R17
この前のブリザックは70扁平でしたが、今回は55。
扁平が小さくなると、手組みは辛くなるみたいですが、買ってしまったのでチャレンジです。

まず、ビード裏にこびりついたゴムかすをきれいにします。
しつこいゴムもステンレスのワイヤーブラシでこすればきれいになります。

もとの状態は全周に渡ってまっくろ!

次にタイヤの表裏をよく確認します。

ビードにワックスを塗り込んで、タイヤの内側(IN-SIDE)を上にして置きます。
そして、ホイール裏側を上にしてはめていきます(一般のホイールの場合)。
(ちなみにミシュランなので軽点マークはありませんが、国産タイヤならここで軽点位置をバルブに合わせます。
バイクだとベルトのつなぎをチェックして位置合わせしていましたが、今回は回転方向は気にせず組んでいます)
まずホイールにCRCを吹きまくります。
リムの内側の一段深くなっている部分(理由は後述)にも吹いておくほうが楽だと思います。
で、タイヤにホイールを出来る限り押し込みます。
バイクの柔らかいラジアルなら片側はムリッと手ではいるんですが、やはりクルマのタイヤそうはいきません。
最後はタイヤの外側からタイヤレバーを突っ込んで起こします。
レバーは基本しゃもじタイプの方が薄くて作業性が良く、昔ながらの鍛造レバーと比べて仕上げが良いので、
ホイールを傷つけにくいです。

片側のビードが入ったら次は裏返して、ホイールの表側を上にします。
ここからが、タイヤを手組みする最大のコツ?と思っています。
以下の断面図ではリムの径が一段小さくなっている場所があります(中心より右側、すなわちホイールの表側)。
このリムの径が小さくなっているところにビードを落とすことで、その反対側のリム組み作業に余裕が生まれます。
(というか、ここに落ちないと手組みでの作業は不可)

画像出展:ブリジストンタイヤ館WEBサイト タイヤの豆知識
実際の作業です。
レバーはリムを次々起こして位置を変えますが、リム組みの一番最後の場所の正反対の位置に一本タイヤレバーを残します。
この時、径の小さくなった一段深いところまでレバーを突っ込みます。
一段深いところに突っ込むことで支点からの距離が遠く力がかかりにくいので、昔ながらの長い鍛造レバーの方が使いやすいです。
今回の作業にはタイヤレバーを4本使いました。
4本のうち、始点と上記最終場所の正反対の場所は固定なので、両ひざ裏で支えました(笑
残りの2本を手作業で追い込むことで、なんとか一人でもアクロバティックに作業が可能です。
(当然、一人よりも二人の方が作業はしやすいです)
3/4周ほどタイヤがはまった後は、この深いところへ上手くビードが落ちていくか確認しながら、リムを組んでいきます。
前回のブリザックに比べて、PRIMACYの方がやや難しかったです。
PRIMACYのサイドウォールの方が固かったこともありますが、扁平が小さいほどタイヤが幅方向に
変形しづらいため、ここがうまく落ちないためだと思います。
尚、前述したリムの一段深くなっているところに潤滑剤を吹いておくのはこの作業をしやすくするためです。
見えにくいですが、一段奥に「昔ながらレバー」を突っ込んでます。

全周リムが組めました。
塗装後、一日しか経っておらず、完全硬化していなかったこともあり、ビード部の塗装に所々ダメージがあります。
まぁ素人の手組なのでやむを得ないところではあります。

4本作業が終わったところで、タッチアップ用の塗料を用意します。
配合比も分かっており、電子天秤で測っているので、全く同じ色が作れます。
まぁ、パッと見は真っ黒なんですが(笑

エアを入れて耳出しする作業はブリザックはてこずりましたが、PRIMACYはパンッ、パンとあっという間でした。
で、完成!
さぁ、G.W.だ!

スタッドレスタイヤ手組交換編
ホイールガリ傷修正編
スタッドレスタイヤ 収納編
タイヤは ミシュラン PRIMACY 3
サイズは215/55 R17
この前のブリザックは70扁平でしたが、今回は55。
扁平が小さくなると、手組みは辛くなるみたいですが、買ってしまったのでチャレンジです。

まず、ビード裏にこびりついたゴムかすをきれいにします。
しつこいゴムもステンレスのワイヤーブラシでこすればきれいになります。

もとの状態は全周に渡ってまっくろ!

次にタイヤの表裏をよく確認します。

ビードにワックスを塗り込んで、タイヤの内側(IN-SIDE)を上にして置きます。
そして、ホイール裏側を上にしてはめていきます(一般のホイールの場合)。
(ちなみにミシュランなので軽点マークはありませんが、国産タイヤならここで軽点位置をバルブに合わせます。
バイクだとベルトのつなぎをチェックして位置合わせしていましたが、今回は回転方向は気にせず組んでいます)
まずホイールにCRCを吹きまくります。
リムの内側の一段深くなっている部分(理由は後述)にも吹いておくほうが楽だと思います。
で、タイヤにホイールを出来る限り押し込みます。
バイクの柔らかいラジアルなら片側はムリッと手ではいるんですが、やはりクルマのタイヤそうはいきません。
最後はタイヤの外側からタイヤレバーを突っ込んで起こします。
レバーは基本しゃもじタイプの方が薄くて作業性が良く、昔ながらの鍛造レバーと比べて仕上げが良いので、
ホイールを傷つけにくいです。

片側のビードが入ったら次は裏返して、ホイールの表側を上にします。
ここからが、タイヤを手組みする最大のコツ?と思っています。
以下の断面図ではリムの径が一段小さくなっている場所があります(中心より右側、すなわちホイールの表側)。
このリムの径が小さくなっているところにビードを落とすことで、その反対側のリム組み作業に余裕が生まれます。
(というか、ここに落ちないと手組みでの作業は不可)

画像出展:ブリジストンタイヤ館WEBサイト タイヤの豆知識
実際の作業です。
レバーはリムを次々起こして位置を変えますが、リム組みの一番最後の場所の正反対の位置に一本タイヤレバーを残します。
この時、径の小さくなった一段深いところまでレバーを突っ込みます。
一段深いところに突っ込むことで支点からの距離が遠く力がかかりにくいので、昔ながらの長い鍛造レバーの方が使いやすいです。
今回の作業にはタイヤレバーを4本使いました。
4本のうち、始点と上記最終場所の正反対の場所は固定なので、両ひざ裏で支えました(笑
残りの2本を手作業で追い込むことで、なんとか一人でもアクロバティックに作業が可能です。
(当然、一人よりも二人の方が作業はしやすいです)
3/4周ほどタイヤがはまった後は、この深いところへ上手くビードが落ちていくか確認しながら、リムを組んでいきます。
前回のブリザックに比べて、PRIMACYの方がやや難しかったです。
PRIMACYのサイドウォールの方が固かったこともありますが、扁平が小さいほどタイヤが幅方向に
変形しづらいため、ここがうまく落ちないためだと思います。
尚、前述したリムの一段深くなっているところに潤滑剤を吹いておくのはこの作業をしやすくするためです。
見えにくいですが、一段奥に「昔ながらレバー」を突っ込んでます。

全周リムが組めました。
塗装後、一日しか経っておらず、完全硬化していなかったこともあり、ビード部の塗装に所々ダメージがあります。
まぁ素人の手組なのでやむを得ないところではあります。

4本作業が終わったところで、タッチアップ用の塗料を用意します。
配合比も分かっており、電子天秤で測っているので、全く同じ色が作れます。
まぁ、パッと見は真っ黒なんですが(笑

エアを入れて耳出しする作業はブリザックはてこずりましたが、PRIMACYはパンッ、パンとあっという間でした。
で、完成!
さぁ、G.W.だ!

スタッドレスタイヤ手組交換編
ホイールガリ傷修正編
スタッドレスタイヤ 収納編
Posted by K.C. at 00:23
│Car, Motorcycles & bicycles